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R*68日記(アール*ロクハチ) - ism staff blog

原点

みなさんこんにちは~!ますみです。

すっかり寒くなりましたね。

コートを着ようか、まだ着まいか。そんな朝の攻防が続いています。

 

最近、ismのいろんな資料を作成する機会があり、過去のデータを整理していると

ずいぶん前にオーナーの石田さんに依頼があったコラム記事を発見しました。

 

キッズファッション雑誌「HugMug」の1ページ「codomo shashin」

フォトグラファーが子どもをテーマにした写真とコラムを書くコーナーです。

ずっとismとお付き合いいただいている方なら、ご覧いただけたかもしれません。
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今のismがあるのは、いろんな時間の積み重ねがあってこそ。

心に響いて、いろんな人に共鳴しあって、また広がっていくのは

 

ずっと変わらないこの原点があるからなんだと、そう感じました。

 

オーナーの石田さんは、いまもずっと、この記事と同じ想いを

私たちスタッフに熱く語り

撮影を通して、活動を通して、お客様やたくさんの方にも伝えられています。

大人になればなるほど、ぶれないってことに難しさを感じます。

この原点があるから、ずっとismは魅力的なんだろうなあ。

 

以下、コラム本文。
「原点」

 

9歳になる長男は、522gで生まれました。
目もまだ形になっていない状態の超未熟児。
半年間、保育器の中で生死をさまよい、その間僕はただひたすら彼を撮り続けました。

「この子が生きている証を残したい・・・。」

これが僕の原点です。

あなたはどんな時に写真を撮りますか?
家族で旅行に行った時、運動会や誕生日、友達や親戚が集まった日などではないでしょうか。
では、その写真が持つ意味を深く考えたことはありますか?
なぜ、写真を撮ろうと思ったのか・・・
保育器の中で懸命に生きようとする長男が、僕にその答えを教えてくれたのです。

 

写真には、その人が生きた証を後世に伝えるという意味があります。
気軽に写真を撮ることができる今、写真の存在価値が薄れているように感じます。
写真に携わる者として、多くの人に伝えたいのは“残す”ということ。

 

それが僕の使命だと思っています。

 

石田直之

 

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ismはいつも、進化し続けています。

でも、変わらないものもあります。

日々この原点が、みなさんのシアワセの記憶と共に、たくさんの方に伝わっていきますように。

 

ismには毎日、日常というシアワセがカタチになって残っていっています。

今日もismにきてくださって、みなさん本当にありがとうございます^^